フォニム=ミュージック スタッフの大村です。
今回は、フォニムのピアノ講座を完走された西さまにインタビューをさせていただきましたので、その様子をお届けします🌻
大村
まず、このレッスンとの出会いから少し伺わせてください
西
私は普段は外に出て合気道をやっているのですが、ちょうどコロナ禍、「自宅で文化的な趣味も持ちたいな」と思っていた時に出会ったのがフォニム=ミュージックでした。
とある記事でフォニムのサービスを知って、まさにタイミングがあったというか…。そしてリアルタイムでなく、非同期というコンセプトに、これだ!と思って。
ローランドの電子ピアノをネットで購入して、自宅に設置しました。最初の3ヶ月くらいは、レッスンもそんなにペダルを使わなかったので、机の上にドンと置いて始めました。
大村
もともといくらか弾けたりしたんでしょうか?
西
いえいえ、全くの素人だったので、右手のドレミファからですよ。
4ヶ月目に本格的な曲になってペダルを使うようになったので、ピアノの場所を移しました。我が家はリビングのキッチンの前にサイドバーカウンターがあるのですが、その下のテーブルが丁度良いサイズだったのです(笑)。
ぴったりとハマりました。
大村
素敵な空間が出来上がったんですね!
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大村
フォニム=ミュージックのいろいろな講座のなかでも、ピアノを選んだのには理由があったのですか?
西
合気道でイスラエルの講習会に行く機会があり、先生の家にお呼ばれした時のことです。ランチが終わった時に、一緒に呼ばれたメンバーが部屋にあったアップライトピアノの前に座って弾き始めたんです。かっこいいなと!
合気道も一緒に稽古をすると心が通じるのですが、もう一つ切れるカードがあると、もっと心を惹かれますよね。
それがずっと頭の中にありました。いろいろな国に行った時、現地のピアノがさらっと弾けたらいいな、と。
大村
今は5日に一回レッスンが送られてきて、ご自身の演奏も投稿されながら進んでいるのですよね。
西
いや、良い質問ですね。ちょうど両手で曲のレッスンが始まったのがコース3あたりからです。
そこが第一の山でして、、最初は本当に指が動かない(笑)。
大村
みなさん、日常の中に新しいことが入ってきますから大変ですよね。
西
近所迷惑にならないように、基本ヘッドフォンを着けてサイレントでやっていて、一生懸命練習してうまくなったな、と思ったら、初めて音を出して家族に披露しています(笑)。
大村
練習の時間帯としては夜ですか?
西
合気道が朝で、会社の在宅ワークが始まる前に少しだけ弾けたら弾いて、また夜にという感じで、すきま時間を利用しています。
メインは土日に頑張ってます!。
大村
合気道と一緒にやる趣味としては、手の調子など、支障はないのですね。
西
合気道は力を入れるのではなく、指の先から力を出す要領なので、全然問題ないと思います。
それに、実はレッスンを受けていると、ピアノと共通する点がある気がしてきています。
ピアノも何度も稽古していると頭と指が切り離されて勝手に指が動き出す、その感覚が、合気道のときと似ているのです。
勝手にすーっと指が動く瞬間が気持ちいいです。その瞬間、視野も広がって、急に鍵盤が広く見えるのですよ!
大村
細切れとはいえ、どれくらいフォニムで練習をしているのですか?
西
ふだんは1日1時間くらいのすき間時間ですね、
土日はもっとまとめて取ります。
大村
練習の時にこんな工夫をしている、ということはありますか?
他の受講者の皆さんの参考になればな、と思っています。実は、この取材もそこを伺う取材でして(笑)。
西
全く素人ですが、iPhoneをスタンドに固定して、映像を撮ってじゃんじゃんWEB上に投稿しています。
記録で残しつつ、その時の思いを書き残す形ですかね。
リアルな教室だと演奏会に出向くのでしょうが、オンラインだと自分でアップすれば勝手に演奏会がつくれるのです。
よい演奏をアップしたくて、何十テイクもとったりして…(笑)。
アップするということに対しての緊張感、みんなに聞いてもらう楽しさ、この辺りはオンラインのフォニムで習う良さなのかな、と思います。
大村
合気道に続いて、今度はピアノを通して新しい知り合いもできてきそうですね。
西
いや、予想以上に劇的に生活に変化が現れてびっくりなんです。
今まで僕は音楽、特にクラシックには全く縁がなかったのです。それが今では、家でジャズピアノを流すようになったり、クラシックピアノ集を聴きながら植物をいじったり…。
僕が音楽にすっかり入れ込みはじめたというのが、最近友達作りのネタにもなってきています。
さらにみんなに広がって、体験してほしいと思いますね。